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マンダラによるVeganレシピ(Buddhimindからのもの含む)


by mandala-3

VEGETARIAN 食育

VEGETARIANというと、生野菜しか食べていないイメージが以前はあったようですが、今やヨガブーム、LOHASブームで、マクロビオテックなどの食事療法、有機農法、自然食レストランが増えてきました。そのおかげで、「ベジタリアン」という単語は生きてきつつあります。ベジな主義を持つことはもうきっと普通のこととなってきています。
しかし、それは都会の一部でのこと。
都心部以外での「ベジタリアン」への認識は一体どうかというと、まだまだ、「偏食家、変人」という見方が色濃く残っているような気がします。
アジアの宗教である仏教の考え方には、殺生をしないというものがあります。しかしながら同時に、頂いたものは断らずにありがたく頂くという考えもあります。
日本では後者、出されたものは何であってもおいしく頂くことがモラルなのです。

ブッダのお話があります。
ブッダは、当たり前ですが、戒律(シーラ)を守り、殺生をせずにずっとやってきていました。
ある時、インドのとある町で、老いたブッダが説法をし終えた後、
ある信者がやってきて、「これはお礼です、食べてください。」と豚肉の料理をブッダに差し出しました。彼の弟子たちは、ブッダはお肉を食べないので、それをつき返そうとしましたが、ブッダは信者からの大切な贈り物を受け取りました。それが信者からの気持ちであり、その人ができる唯一の方法だったからでしょう。それを断ることは、気持ちを踏みにじってしまうことになるかもしれないと考えた結果なのです。そして、同時にそれは、食に対しての執着をなくしていくことに他ならないのです。
そして、それが原因なのか何なのかはわかりませんが、豚肉を食べたブッダは、消化不良により死んでしまったのです。死因は、食あたりだそうです。

ここで言いたいのは、彼は基本的に日々ベジタリアンであったということ。
自分では肉食を選んではいなかったのだという点。
しかしながら、気持ちとして出されたお食事は、自分にとって良くないものとわかったとしても、ありがたく頂くこと。これは特殊な例だということです。
私にはまだまだそんな事ができるに至っておりません。

話は戻りますが、例えば「お肉は食べません」といえば、「それなら、鳥に、魚に」と変化球を頂きますが、「お肉=ミート」であり、 MEATという単語は、動物の肉体、身、ということ。
鳥は、チキン という食べ物としての名称がありますが、
英語になると、
魚は、フィッシュミート
かには、クラブミート
と言う風に、○○肉という単語になります。

ベジは肉を食べません。
肉=牛肉 だけではありません。
肉=すべての種類の生き物の身 です。

植物も生きているじゃないか、と言われて堂々めぐりになって論争を巻き起こすことがありそうな気もしますが、「食べることはすなわち<いのち>を頂くということ」(甲田みつお先生の言葉です)、それならば、食物連鎖の一番下の部分を少し頂くことがベターなのではないかと思います。
今や、大量生産で何もありがたみもない機械的な食文化になっているような気がします。食べ物の裏にあった命は消えうせ、ただ単なるファッショングルメに、マネーゲームになっているのかもしれません。その輪の中にいれば、(※1)渦の中に巻き込まれている自分にさえも気づかないのですが、少し離れた視点で見てみれば、なんとなくおかしな点が浮上してくるような気がしてなりません。

日本は海に囲まれた島。
そして、ありがたいことに食べ物が豊富にあります。
食べ物は海の神、山の神からの大切な贈り物なのです。
生まれた土地の食べ物が一番、体に合っているといいますが
イヌイットの方々は、生肉を食べます。
それしか食べていく方法がないし、それが彼らの食文化です。
ヨーロッパの山々の方々はチーズや乳製品をふんだんに取り入れます。
そしてそれを消化する酵素が体にそなわっているのです。
(私達日本人には乳製品を分解する酵素がほとんどないのだそうです)
私達は、海に囲まれ魚を食べ、米や大豆を耕して食べる文化圏です。
だから、私達にはそれらを消化する酵素がそなわっています。
人間は住む環境に応じて、その体を順応させるべく、その土地のものを食べるように出来ているのだと思います(身土不二)。その土地の食べ物を消費して(地産地消)、その土地のエネルギーを持つように出来ていると思います。

人はそれぞれ違います。
今や、食べ物のアレルギーの種類は数え切れないほど。
他人にとっては栄養であっても自分にとっては毒になるということがたくさん起こっています。
自分にとって、本当に合っている食べ物は何か
その食べ物がどうやって出来たのかを考えていくことが出来れば、自分でチョイスしていけるのではないかと思います。そうして自立した食文化になれば、もっと世界が平和になっていくんじゃなかろうかとも思います。

肉を食べることはいけないことと短絡的に頭で決め付けるのではなく
スーパーで、お肉のパックを手に取ったその時に、スライスされてきれいにパック詰めされる少し前は、どうだったのかな・・・、と少し考える余裕があれば、命をありがたく頂くことができるのではないか、と思った次第です。


※1
コンビニやスーパーに行くと、新発売のチョコレートやお菓子が素敵なパッケージに詰められて並べられているのを見ると、つい手に取ってしまいます。そして、食べたい欲に負けてしまうことしばしば・・・。食べることに執着がとてもある私を垣間見る瞬間(笑)。
# by mandala-3 | 2007-04-29 13:59 | *講義
【 材料 】
(粉系)
小麦粉 :1・1/2カップ
ココアパウダー : 1/3カップ
ベーキングソーダ : 1tsp
塩 : 1/2tsp
砂糖 : 1/2カップ

(液体系)
植物油 :1/2カップ
冷水 : 1カップ

酢 : 2tsp
ヴァニラエッセンス : 2tsp
(アーモンド・ココアのエッセンスでも)

【 作り方 】
① 粉系をまぜる
② 液体系を混ぜる
③ 粉と液体を混ぜる、エッセンスを加える
④ 酢を入れ、白いトレースが出るまで混ぜ
 (焼く直前にいれること)
⑤ 190℃のオーブンで25分~30分焼く
⑥ 冷めてからオーブンから取り出す

お好みでバナナやチョコチップドライフルーツやナッツなどを入れてもよい
# by mandala-3 | 2007-04-29 13:58 | スイーツ
インドで食べてたののレシピをご紹介します。

【 材料 】
マンゴ : 1~2個
レモン汁: 少々
寒天: 1/2本 ←ゼラチンは牛由来なので使いません。
熱湯: 1・1/2カップ
砂糖(ジャガリー): 1/2カップ
ココナツミルク: 1カップ ←べーギャンは牛乳を使いませんが、そうでない方は牛乳でもよいです。

【 作り方 】
① マンゴをすりおろしてピューレ状にしてボウルに入れたらレモン汁をかける
② 寒天は水(分量外)に浸してちぎっておく
③ 熱湯をボイルしてちぎった寒天を入れ煮溶かせたら砂糖を入れて火を止める
④ 上のなべにココナツミルクを混ぜて冷水せんをしながら粗熱を取る
⑤ 粗熱が取れたら、容器に流して容器ごと冷蔵庫で2時間ほど冷やす
⑥ 冷蔵庫から出して切り分けて盛り付ける

寒天を使っているので仕上がりは固めです。
もっともっちりとした食感にしたい場合は、「くず粉3:寒天1」の割合ぐらいで作るとよいでしょう。
# by mandala-3 | 2007-04-29 13:40 | スイーツ

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【 マンダラ 】
どこへ行っても関西弁のマンダラです。
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ヨギとして人生を全うしようと決めました。

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# by mandala-3 | 2007-04-29 01:57 | *私について